『フロントホックブラって、どんなブラ?』と、会場の方に聞いて回ると、ある法則性に気づくのである。
まず、最初に答える方は必ず『前にホックがあるブラ』と答える。
わかりきった答えである。
ここで言いたい法則性は、このことではない。
ここから、先が法則性である。
女性の受講生に聞くと、ほとんどの方が『前にホックがあるから、つけやすいブラ』と答えてくれる。
ところが、男性の受講生に聞くと、答えがまったく違うのである。
『前にホックがあるから、はずしやすいブラ』と答えるのだ。
つまり、付けることばかりしている人と、はずすことばかりしている人の違いである。
たまに、男性の方でも『つけやすいブラ』と答える人が居るが、私はこの人を疑ってしまう。
この法則は『フロントホックブラの法則』と言って、以前の人気テレビ番組『恐怖の法則』の中で知った。
ある有名な医学博士の講演の中で、図解のスライドを指しながら
『子宮ガンは、このような子宮の入口に出来やすい・・・』と、言われたそうな。
すると、講演後の懇親会で、聴講されたご婦人がその医学博士に近寄って来て、
『先生が言われた子宮ガンの場所なんですが、あそこは入口じゃなくて、出口じゃないんですか?』
女性から言わせると出口でも、男性から言わせると入口なのである。
そのご婦人もとても理解ある方で、
『次また、どこかでお話するときは、今度は出入口と言われた方が良いですよ!』と、忠告してくださったそうな。