感情を言葉にした瞬間に
言葉にならなかった部分はジャガイモの皮や芽のように捨てられてしまう。
そうやって捨てていった部分が一体いくつあって、
それによって死んでしまった感情や感覚が一体いくつあるだろう?
今更考えてわかるはずもないけど、言葉にすればするたびに
書けば書くたびに、ゴミ箱に捨てられた必要のない部分が
どこか後ろめたく異臭を放ち始めるような気がしてならない。
キミに言いそびれたことが ポケットの中にまだ残ってる
指先にふれては 感じる 懐かしい痛みが
Chemistry/Pieces of A Dream