夫が愛する妻に贈ったDIY
まるで、美女と野獣に出てくるバラのような素敵な贈り物。
美女と野獣のなかでバラはどんなメッセージを発していたのでしょうか。
おそらくさまざまな見方や考え方があると思いますが
一つは「美しさには限りがある」「美しいものは永遠ではない」という
意味が込められていたのではないでしょうか。
美しさの象徴であるバラもいつかは枯れていきます。
つまり、「見た目の美しさはずっと続くものではない=見た目だけで物事や人を判断してはいけない、
本当に大切なものがある」というメッセージだったのではないでしょうか。
魔法をかけられ、醜く恐ろしい見た目になってしまった野獣を相手に
ベルは恐れることなくそばにいました。
野獣も、街でいちばんの美人というベルの見た目だけでなく
ほかに大切なものがあることに少しずつ気づいていったはずです。
バラがガラスドームに入っていたのは、見た目でしか人を判断しない王子であれば
バラに実際触れる必要も、香りを感じる必要もないという
魔女のメッセージが込められていたと解釈することもできそうです。
でも実際は、触れたり香りを感じたりしなければバラの本当の美しさに気づくことはできません。
美しさの象徴であるバラと街で一番美しいといわれたベル。
ここには共通点があるのではないでしょうか。