ねこのめ

ねこのめみたいにくるくる回る日常の出来事

アマテラス。




心がふわり浮遊感 漂う幽霊
存在してまだ 息をする体
馴染めなかった 弱かったんだ 不適合でした
さよなら さよなら

改札口を抜けたら 通り雨のにおい
一心不乱に息をするけれど
光の当たらない 万華鏡の中閉じ込めた
邪魔だよってものは

転がる体痛みの反射 何千回苦闘が止まる
役目を終えた今日の出来事は 誰にも会えず消えていく
どうしたら よかったんだろう
どうしても わからないまま

神様僕は死にました 今もひとりぼっちです
万華鏡の中 内側にいます
哀れみまみれで 前も後ろも暗闇です
崩れた 僕の足元

消えたいだけど消えたくないよ どっかに誰かいませんか
会いたいけれど自分しかいない どこだよここ 光をくれ
飛び込んだ 先に僕が
求めたもの これじゃない
例えば「アマテラス」 光になれたら
苦しいことなど 何もないはずだろう

体は僕を知っていて 何千年と受け継いで
手と血を繋いできたんだ 太陽のある場所へ
信じてきたんだずっと 分かち合ってきたんだ
生きている時があることで

光を超える神速をもって 瞬く命それが心
大好きだったこと思い出して 光になれるそれが心
ちゃんと気づいた帰るべきとこに 駆けつけたいと思いだした
あなたの前で生きる誰かが 生き抜くためにあなたもいる

僕もいたい そうで在りたい
命がある 今のうちに
例えば「アマテラス」 光になっても
行方を表す 太陽は僕だ 「アマテラス」

改札口を抜けたら 通り雨のにおい
一心不乱に 息をするけれど
慣れない呼吸が 過去の僕を締め付けたこと
何度も 感じたよ