北海道共和町で小学校1年生の女の子の行方が21日から分からなくなっていました。
女の子は23日朝、自宅近くの川から遺体で見つかりました。
川はこの時期、雪解け水で水かさが増していました。
捜索を再開しようとした矢先のことでした。
23日午前5時頃、21日から行方不明になっていた共和町の小学1年生・平野瑠七ちゃん(6)が
川の中州で遺体で見つかりました。自宅から3キロほど離れた場所でした。
「水色の上着を着ていたので目立って・・・、両手をあげる感じで倒れていた」(通報した人)
小学校に上がったばかりの瑠七ちゃん。
21日午後、遊びに行くと言って家を出た後、帰宅せず、
22日の捜索で同じ川から右足の靴とボールが見つかっていました。
「よく手紙を持ってきてくれた。あの川の水の勢いだと、どうすることもできなかっただろうに・・・」(近所の人)
瑠七ちゃんは家を出た後、1人で歩いていたのを目撃されていました。
日頃から川の近くの空き地で、よく遊んでいたということです。
「最近は川の水が多いので、子どもがいる親は心配なのでは」(共和町民)
瑠七ちゃんが見つかった川は山からの雪解け水の影響もあり、
春は通常よりおよそ40センチ、水かさが増すということです。
「本当に悲しい。もう2度と起こらないようにと願っている」(瑠七ちゃんの小学校の校長)
警察は、瑠七ちゃんが1人でボール遊びをしていて、誤って川に落ちたとみて調べています。