学名:Torquigener albomaculosus
生息地:日本、奄美大島
何者か?:アマミホシゾラフグ
奄美大島沖の海底には直径1.8mほどのミステリーサークルのような円形幾何学模様が現れることがあり、
20年近くも科学者の頭を悩ませてきたが、ようやく新種のフグの作品であることが判明した。
このフグのオスは砂の中を動き回り、たった1度の産卵場所としてこの城を築き上げる。
巣には2重の縁があり、スポークのような模様が放射状に広がっているが、
これは単なる見掛け倒しのデザインではない。
科学者によれば、この円形の縁と溝は巣周辺の海流を穏やかにするそうだ。
こうして、海流や、おそらくは捕食者から卵を守っているようである。
メスの頬を甘噛みするオス。こうしてメスの産卵を促す。
はむはむ。