世界的に日本語の「origami」が通じる折り紙。
日本やヨーロッパで発祥したとされ様々な進化を遂げてきました。
シカゴに本社を置くWrigley社がアメリカやヨーロッパ、オーストラリアなどで販売している
チューイングガム「Extra」のCMは
そんな折り紙の中でも代表的な「折り鶴」をテーマにした感動的な作品でした。
いつも作ってくれた鶴
チューイングガムのCMといえば商品の
「味が長続きする」「爽快感」「各種フレーバ」等々の特徴を訴求する内容が多いですね。
しかし、今回のExtraによるCM「Origami」はちょっと趣向を変え
ガムではなく
包み紙をメインにドラマを作ることで
いつも身近にある存在としてのExtraガムをアピールするというもの。
CMは、お父さんが娘にガムの包み紙で折り鶴を作ったことから始まります。
いつしか2人の間にはお父さんがガムを食べるときはいつも包み紙で折り鶴を作り
それを娘にプレゼントするというユニークな習慣が出来上がっていきました。
二人で電車に乗った時、誕生日パーティー、家族で海にいった時
そして成長した娘が辛い思いを体験した時も、いつも傍には折り鶴がありました。
父と娘の関係を表すような存在の折り鶴。
月日が流れ、娘が親のもとから離れて独り立ちするという瞬間になったとき
お父さんはあるものを目にするのでした。