叱らない子育て(笑)
先日、子持ちの友人宅を訪ねた。
彼女自身がきちんとした人間なので子供は礼儀正しく、非常に好感が持てる子達だった。
しかし久々に訪ねたら玄関先でいきなり長男にライダーキックもどきをまともに食らい、
お土産の瓶入りプリンが落ちて割れて台無しに。
「あー、プリン食べられなくなっちゃったよ」と言ったら
「い゛ぃぃぃやぁぁぁぁだぁぁぁぁ!」と叫んで私を何度も叩いてきた。
そこでようやく友人が現れて引き離してくれたが私に謝るどころか
「○○くんったらまたやんちゃしたのね。プリンならママ後で買ってきてあげるから」と息子を宥めた
中に上げてもらうと以前来た時はどこも綺麗に片付けられていた家の中は
子供の玩具や脱いだ服が散乱、壁や柱は傷と落書きだらけと酷い有り様だった。
以前は私に幼いながらきちんと挨拶してくれた長女は
挨拶どころか友人が私に出してくれたお菓子をいきなり鷲掴みにして逃げていった。
今度こそ叱るかと思われた友人は「ごめんね。チョコレート大好きなの」と
新しい茶菓子を出してくれただけ
全てのあまりの変わりっぷりにあ然としたが、聞けばどうやらとある本に触発されて
「叱らない子育て」を始めたんだとか。
「子供を叱ると情緒や個性が育たなくなっちゃうの。
子供は悪さしたって悪いことをしてるつもりはないんだから叱ったって無駄なのよ。
子供がしたことにいちいち目くじら立てる方が幼稚なのよ」
あまりに不快になりちょっと急用が入った、と誤魔化してすぐ帰った。
三人目を妊娠したと言われたが出産祝いは控えようと思う。ついでに今後の連絡も