ねこのめ

ねこのめみたいにくるくる回る日常の出来事

意図せず、戦争モノが続きましたが。

この世界の片隅に を鑑賞しました。



過去の歴史に基づく否定しようのない絶望と
それでも「この世界の片隅」で普通に生きていこうとする人々の力強さ。

それらがただ誠実に描かれ、絶大な希望をもたらす。

「普通に」生きようとすることがどれほど難しく、そして尊いことか。
それは、誰かが誰かの居場所になり「この世界の片隅」になろうとする美しいもがきだ。
そうした片隅が寄り集まり、連綿と受け継がれて、我々は今の世界を生きている。

一緒に観た娘も、希望のある良い映画だったねと言ってくれて
借りてきて良かったなと思いました。と同時に
ダンケルクに続き、この世界の片隅にを観て 
戦争はやはり駄目だな...と。



のんちゃんの演技、流石!上手でした(*´ェ`*)
実写版がやるみたいですが、この作品すでに7年前に実写版放送されてるんですね
その時は、北川景子さんが、すずさん役だったそうですが



アニメの、のんちゃんの声が合っていたため
のんちゃんに演じて欲しい人が多いみたいです。
作中、すずさんが頭の中で描く絵がゴッホみたいな表現のものがあって
「わあ〜!!綺麗!!星月夜みたい!!」って嬉しくなったんだけど
爆撃されてるシーンなんですよね、不思議な魅力のある作品でした。