ねこのめ

ねこのめみたいにくるくる回る日常の出来事

リサイクル店夫婦、知人殺害容疑で再逮捕。



他人のキャッシングカードを使って現金を引き出したとして
窃盗容疑で逮捕、起訴された福岡県筑後市のリサイクル店経営
中尾伸也被告(47)と妻の知佐被告(45)が、従業員の男性1人を殺害していたとして
県警は16日、殺人容疑で再逮捕した。

2人の周辺では複数の関係者が行方不明になっており、県警はその関連についても調べを進める方針。
県警は同日、筑後署に捜査本部を設置した。

 ◇実家の庭から元従業員の骨の一部

逮捕容疑は、共謀して2004年5月上旬ごろから
筑後市内の両容疑者の自宅アパートで、リサイクル店従業員の日高崇(たかし)さん(当時22歳)=同県みやま市瀬高町=の顔や頭を殴ったり、背中を蹴ったりして、同年6月下旬ごろ、外傷性ショック死させ殺害したとしている。県警は、両容疑者の認否を明らかにしていない。

県警などによると、伸也容疑者の供述に基づき、筑後市にある伸也容疑者の実家の庭を捜索し、骨の一部を発見。DNA型鑑定により、日高さんのものと判明した。当時、日高さんは両容疑者とアパートで同居し住み込みで働いていた。

日高さんについては、04年7月に家族から筑後署に捜索願が出ており、その後も3回、相談が寄せられていた。
記者会見した清水幸喜・県警捜査1課長は「当時、取り得る対応はなされていた」と述べた。
他の行方不明者については「関連性も含め今後の捜査で明らかにしたい」と話した。

県警は07年7月〜昨年11月に知人のキャッシングカードで現金計53万円を引き出したとして
今年4月11日に2人を窃盗容疑で逮捕(同罪で起訴)
さらに、11年12月〜今年3月、別の知人のカードで
現金計100万円を盗んだとして再逮捕したが、不起訴処分となっていた。

両容疑者の周辺ではリサイクルショップの元従業員らが複数不明になっているとの情報があり
県警が捜査。伸也容疑者が不明者が「死亡している」という趣旨の供述をしたことから
5月13日以降、23日連続で伸也容疑者の実家の庭と近くの川を捜索。採取した土や残留物を鑑定していた。

 ◇親族の子ら不明4人

毎日新聞の取材では、店の元従業員や妻の親族の幼い子供ら少なくとも4人の行方が分かっていない。



この事件、TVで見たとき
愛犬家殺人事件を思い出したよー・・・
それと同時に、愛犬家殺人事件を元に作られた映画
冷たい熱帯魚』のことも・・・

2010年の日本映画。
園子温監督、脚本によるサスペンスで
1993年に起こった埼玉愛犬家連続殺人事件をベースとした物語である。

冷たい熱帯魚と埼玉愛犬家連続殺人事件の共通点

殺害し死体を焼却し小さくし川に捨てるなどして
死体そのものを消滅させることを『人間を透明にする』と表現。
その際浴室で死体を骨・内臓・肉に手早く慣れた手つきで解体 遺体処分の手口も一緒
数十万の犬を数千万と謳い騙して売るという詐欺(本作では魚)
毒殺という殺害の手口
『子供、元気か。元気が一番』とある人物(本作では主人公)を脅し殺害を手伝わせる
ヤクザにその運転手など登場人物も事件に似せている(本作では弁護士)




リサイクル店の、この夫婦の実家から
また違う人物の骨が出てきましたね、いったい何人「透明」にしてきたんだろうな・・・