発達した低気圧の影響で、道内は２２日
道北を除き午後から全道的に大雪となった。
雪の影響で新千歳空港発着の航空便や
ＪＲ北海道は欠航や運休が相次ぎ、空港ビルに泊まる利用客が出た。
札幌管区気象台によると、２２日午後９時現在の２４時間降雪量は
十勝管内広尾町が３２センチ、同管内上士幌町ぬかびら源泉郷が３０センチ
札幌市が１１センチを記録した。
千歳市は１３センチで、午後４時までの３時間で
１０センチを記録するなど、短時間に集中して雪が降った。
新千歳空港では午後からは除雪のため、２本ある滑走路のうち、どちらかを閉鎖し
一時は全面閉鎖の時間帯もあった。
この影響で、羽田や仙台などを結ぶ１３０便以上が欠航。
運航便にも大幅な遅れが目立った。
夜の便は満席続きで、搭乗便や
宿泊先を確保できない利用客約１５０人が空港ビル内に泊まった。
気象台によると、２３日も発達した低気圧の影響で
全道的に大雪となる見込みで、吹雪や吹きだまりによる交通障害
強風や高波に注意を呼び掛けている。
